コンビニをよく使う。毎日とはいかずとも、コンビニがないと生きていくのに苦労する。そう言い切れると思う。特に毎日使う近所のコンビニは、生命線といっても過言ではない。久しぶりに実家を出て暮らすようになり、その感覚を思い出した。
投稿者: darakuron-Q
私の代わりに叫んでくれるシェフに。
この映画、何回も観た。
美味しそうだし、あったかくてノリがいいし、音楽も最高。出てくる女がみんなめちゃくちゃいい女だし、(この映画のスカヨハはめちゃくちゃいい)少年はかわいいし、何より私の大好きなレグイザモとTwitterが出てくる。笑
『永すぎた春』三島由紀夫
なんでこんなに読みやすく、しかし日本語の美しさは失わず、洒落ていて踊り出したくなるような物語が書けるのか。三島由紀夫って人は。
『月と六ペンス』サマセット・モーム
とにかくこの小説が素晴らしい点のひとつに、個性的な登場人物たちの軽快なやりとりがあると思う。
ゴーギャンがモデルだという画家のストリックランドに、語り手の「私」である小説家、そこにオランダ人画家のストルーヴェが加わる会話はどれも、それぞれ声色を変えて口に出したくなるような小気味いいリズム感で書かれている。
『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
世界中の誰もが知る『ライ麦畑でつかまえて』を書いた作家。ジョンレノンを殺した男が持っていた小説を書いた男。世捨て人。孤高の物書き。 ニコラス・ホルトって、こんなに演技が出来る人なんだなと感動した。色んな作品に引っ張りだこ …
写真家 森山大道『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』
とにかく、洒落ている。煙草、ロックなTシャツ、革靴にデニム。ずっと変わらないロングヘアー。手に収まってしまうくらいの小さなカメラ。言うこともいちいち洒落ている。写真とずっと向き合ってきたからこそ出る言葉、写真と生きてきたからこそ言うことの許される言葉たち。
『モーリス』E.M フォースター 小説と映画
特にこの抱擁のシーンは、素晴らしかった!少しずつ心を通わせていたふたりが、勇気を持ってお互いに触れる場面。モーリスが指の間にクライヴの髪をくぐらせ、その繊細な手触りから愛情を与え、また受け取る。思わずクライヴがモーリスに抱きつき、二人は呼吸を止める。
誰かに恋したことのある人間ならわかる、息を止めた後、全身からため息が漏れるあの感覚が、画面から伝わってくる。緊張と昂りと喜びが同時に押し寄せる演技、凄まじかった。
『怒り』吉田修一 小説と映画
吉田修一ファンとして、書かずにいることをモヤモヤしてるほどだったので、今回は『怒り』について。 まず、小説を読みました。上下巻、たっぷり時間をかけて読みました。それから映画を観ました。正直、結論から言ってしまうと、映画は …
『さよなら渓谷』吉田修一
最近、吉田修一さんにハマって、この人の本ばかり読んでいます。・悪人・怒り・最後の息子・東京湾景・パレード・横道世之介・春、バーニーズで・犯罪小説集・7月24日通り・愛に乱暴 今まで読んだのはざっと思い出すだけでこれくらい …
『雨心中』唯川 恵
あらすじ 施設育ちの芳子と周也は、実の姉弟のように生きてきた。芳子にとって、周也はこの世で唯一「私のもの」といえる存在だ。周也は仕事が続かないが、芳子は優しく受け入れる。周也を甘やかし、駄目にしてきたのは自分だと芳子はわ …
『夏子の冒険』三島由紀夫
あらすじ どんな男が相手でも満足しなかったお嬢様の夏子が、退屈さに愛想をつかし、函館の修道院に入ると言い出す。その道中、偶然見かけた青年、毅の目に情熱を見出し、彼を追いかけると決める。いざ夏子と知り合った毅は、ある目的を …
『仮面の告白』三島由紀夫
苦手だと思っていた三島由紀夫を手に取ってみた。 小さな書店で、新潮社の2019プレミアムカバーが並んでいるのを見て欲しくなった。ビビットなピンクは読み終わった今もこの作品にしっくりくる。三島由紀夫は、とんでもなく変態で、 …
タトゥーを入れた話。(初めてタトゥーを彫る方へ)
数ヶ月前に初めて入れたタトゥーが、最近両親にバレたので(笑)今日はタトゥーの話をしたいと思います。 これに関しては不賛成の人も偏見が拭えない人も勿論いるはずなので、決してタトゥーを彫ることを推奨しているわけではない事を前 …
『君の名前で僕を呼んで』call me by your name
オリヴァーが若干17歳のエリオに「きみはすごく難しい」みたいなことを言うシーンがある。ふくらはぎから下を、川の冷水に浸し大人の男が着実に、確実に大人になろうとしている少年に、君は複雑だと口にする。エリオはそれを罪に感じたかもしれない。こっちの台詞だ、とも。
『あゝ荒野』
大好きな寺山修司の『あゝ荒野』 映画を観て、それからまた原作を読んでみた。時代背景は現代になっていたし、ところどころ違う部分はあったけど、私は原作も映画もどちらも好き。 菅田将暉とヤン・イクチュンの組み合わせ、素晴らしか …