戯言 映画

私のパターソン

コンビニをよく使う。毎日とはいかずとも、コンビニがないと生きていくのに苦労する。そう言い切れると思う。特に毎日使う近所のコンビニは、生命線といっても過言ではない。久しぶりに実家を出て暮らすようになり、その感覚を思い出した。

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映画

写真家 森山大道『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』

とにかく、洒落ている。煙草、ロックなTシャツ、革靴にデニム。ずっと変わらないロングヘアー。手に収まってしまうくらいの小さなカメラ。言うこともいちいち洒落ている。写真とずっと向き合ってきたからこそ出る言葉、写真と生きてきたからこそ言うことの許される言葉たち。

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小説 映画

『モーリス』E.M フォースター 小説と映画

特にこの抱擁のシーンは、素晴らしかった!少しずつ心を通わせていたふたりが、勇気を持ってお互いに触れる場面。モーリスが指の間にクライヴの髪をくぐらせ、その繊細な手触りから愛情を与え、また受け取る。思わずクライヴがモーリスに抱きつき、二人は呼吸を止める。
誰かに恋したことのある人間ならわかる、息を止めた後、全身からため息が漏れるあの感覚が、画面から伝わってくる。緊張と昂りと喜びが同時に押し寄せる演技、凄まじかった。

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映画

『あゝ荒野』

大好きな寺山修司の『あゝ荒野』 映画を観て、それからまた原作を読んでみた。時代背景は現代になっていたし、ところどころ違う部分はあったけど、私は原作も映画もどちらも好き。 菅田将暉とヤン・イクチュンの組み合わせ、素晴らしか …

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映画

『たかが世界の終わり』

たかが世界の終わり

グザヴィエ・ドランの作品はしんどい。作品のテーマも捲したてる脚本も、目に入ってくる映像は普段とは違う眼の使い方で観ることを強いられる。本作も例外なく最初から最後まで、眉間に皺を寄せたままだった。それでも登場人物5人を必死 …

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映画

『孤独な天使たち』

孤独な天使たち

久しぶりに刺激的な映画を観た。スカッとするアクションやコメディばかり観て考えることを放棄していた私に、ニキビ面の少年がどっぷり浸かり込んできた。私が彼に浸かったというよりも、彼がのしかかってきた印象。厨二病をこじらせてい …

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映画

『ある愛へと続く旅』

”運命”とは一体なんなのか。益々分からなくなった。それが果たして存在するのかも元々わかってはいないけれど。2012年イタリアスペインの合作映画。主演はペネロペ・クルス。90年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を背景にエミール・ハーシュ演じるアメリカ人カメラマンとの愛、ペネロペ演じるジェンナの壮絶な人生を描いている。

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