なんでこんなに読みやすく、しかし日本語の美しさは失わず、洒落ていて踊り出したくなるような物語が書けるのか。三島由紀夫って人は。
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『夏子の冒険』三島由紀夫
あらすじ どんな男が相手でも満足しなかったお嬢様の夏子が、退屈さに愛想をつかし、函館の修道院に入ると言い出す。その道中、偶然見かけた青年、毅の目に情熱を見出し、彼を追いかけると決める。いざ夏子と知り合った毅は、ある目的を …
『仮面の告白』三島由紀夫
苦手だと思っていた三島由紀夫を手に取ってみた。 小さな書店で、新潮社の2019プレミアムカバーが並んでいるのを見て欲しくなった。ビビットなピンクは読み終わった今もこの作品にしっくりくる。三島由紀夫は、とんでもなく変態で、 …