映画

『たかが世界の終わり』

たかが世界の終わり

グザヴィエ・ドランの作品はしんどい。作品のテーマも捲したてる脚本も、目に入ってくる映像は普段とは違う眼の使い方で観ることを強いられる。本作も例外なく最初から最後まで、眉間に皺を寄せたままだった。それでも登場人物5人を必死 …

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『孤独な天使たち』

孤独な天使たち

久しぶりに刺激的な映画を観た。スカッとするアクションやコメディばかり観て考えることを放棄していた私に、ニキビ面の少年がどっぷり浸かり込んできた。私が彼に浸かったというよりも、彼がのしかかってきた印象。厨二病をこじらせてい …

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『ある愛へと続く旅』

”運命”とは一体なんなのか。益々分からなくなった。それが果たして存在するのかも元々わかってはいないけれど。2012年イタリアスペインの合作映画。主演はペネロペ・クルス。90年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を背景にエミール・ハーシュ演じるアメリカ人カメラマンとの愛、ペネロペ演じるジェンナの壮絶な人生を描いている。

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